洗顔

 

      このような内容です

・あなたは、正しく洗顔を行えていますか?
・知っておきたい洗顔の間違い
・なぜ「弱酸性」がよいといわれるのでしょうか?
・洗顔のメカニズム
・洗顔の目的とは?
・正しい洗顔方法を身につけましょう
・夏のトラブル肌「インナードライ」に気をつけて

                                                    


あなたは、正しく洗顔を行えていますか?

なんて、えらそうに書いているわたし自身、過去はでたらめな洗顔でした。

・ 夏は、1日に何回も洗顔をしていました。
・ 洗顔剤は泡をつくらずに肌に直接つけてクルクルする日も。
・ お若い方は、ご存じないかもしれませんが、ブラシ洗顔(流行っていました)をしてました。
・ 必要のない(してはいけない)肌状態の時にも、スクラブ洗顔剤やピーリング剤洗顔をしていました。

などなど…


「べたつきが気になるので、さっぱり洗いあげるものを…」
「洗い流してしまうので、なんでも同じ…」
「毛穴の汚れが気になるので、すっきり洗えるものを…」

など、洗顔に求めるものはさまざま。


誰もが行う洗顔ですが、意外に軽視されがちなのも事実です。

汗や皮脂の気になるこの季節は、ごしごし洗いや、何度も洗顔を行う方が多く、
かえって過剰な皮脂分泌を招いたり乾燥肌になっている場合があります。

肌のコンディションは、
季節や環境、体調、メイクなど、さまざまな要因による影響を受け、常に変化しています。

日頃から肌の状態を把握するように心がけ、
肌の変化に応じて
洗顔剤や洗い方、洗顔時の水の温度に気を配るなど、最適な洗顔を行いたいですね。



知っておきたい、洗顔の間違い

「洗顔の間違い」の中で、特に気をつけていただきたいことは、「洗い方」の間違いです。


・洗いすぎや擦りすぎは、

肌を傷つけたり、肌に必要な潤いまで奪ってしまい、
結果的に敏感肌や乾燥肌の原因となります。

脂性肌の場合には、皮脂分泌の異常を引き起こし、
かえって皮脂の分泌量を増やしてしまうことがあります。

・「ニキビは不潔な肌にできる」 と勘違いし、

洗浄力の強い洗顔剤を使いすぎたり、頻繁に洗顔をしていませんか?
かえって肌を刺激し、ニキビを悪化させることもあります。

・「使い方」の勘違いとして、例えば、

スクラブ洗顔剤やピーリング剤洗顔といった「洗顔」以上の機能を持つ製品は、
毎日使用するものとしては、肌に負担がかかりすぎてしまいます。
乾燥やシミの原因にもなります。
 

 

なぜ 「 弱酸性 」 がよいといわれるのでしょうか?

弱酸性とは、PH(ペーハー)によって表される水溶性の性質のことです。
PH値は、「水」がちょうど中性の(PH)にあたります。
 
弱酸性には、正確に定められたPHがあるわけでなく、
一般的に「中性寄りの酸性」、
つまりPH値では6〜7程度の範囲を指してそう呼ばれています。
 
健康な肌のPH値は、常に弱酸性に保たれています。
 
汚れを落とすということでは、アルカリ性のほうが皮脂をよく落とすことができます。
 
しかし健康な皮膚のPH値は弱酸性(PH4、5〜6、5)ですから、
アルカリ性の洗顔剤を使用することにより、皮膚に負担がかかる場合があります。

弱酸性洗顔剤は、
洗顔中も肌のPH値を弱酸性のままに維持することができるため、
肌に負担がかからない非常にマイルドな洗顔剤であるといえます。



洗顔のメカニズム

健康な肌は本来、
外部の刺激を防いで肌を守るとともに、
肌の潤いを保つ “バリア機能” を持っています。

肌にとって理想的な洗顔とは、
 
肌に必要なバリア機能を極力守りながら、
落とさなければならない汚れを残さず、しっかりと落としていくことです。



1、洗顔前の状態

角質層の汚れの図

肌のバリア機能を果たしているのは、主に、
肌の表面を覆う「皮脂膜(皮脂と水分が混ざり合い、乳化して作られる膜)」と「角質層」です。

皮脂膜には、様々な汚れが付着しています。
また、
角質層には、肌に必要な脂質(細胞間脂質)や天然保湿因子(NMF)といった保湿成分が存在しています。

これらの働きにより、
肌は刺激から守られ、同時に、水分の蒸散を防ぐことで肌の潤いが保たれています。
 


2、洗顔中の状態

洗顔の図2


洗顔剤がなじむことにより、肌表面の汚れが落ちていきます。

ところが洗顔剤には汚れを落とすだけでなく、
皮脂膜や保湿成分を溶出しやすくする作用もあるのです。

皮脂膜は、
洗顔後比較的早く、新しいものがつくられますが、

保湿成分は
溶け出すと再生に時間がかかります

 
保湿成分の減少は、洗顔後のつっぱり感やカサつきの原因となります。



3、洗顔後

洗顔剤が肌に残ると、
肌に刺激を与え、肌荒れの原因になるため、
すすぎは充分に行う必要があります。
 
また、
洗顔後は
肌のバリア機能が低下しがちなので、
しっかりと保湿を行うとともに、クリームの油分で人工的な皮脂膜を作り、
水分を保つ機能をサポートしてあげることが大切です。


 

洗顔の目的とは?
 

「汚れを落とすことです」 ご存知でしたよね。

例えば、
角質を落としやすくするとか、
保湿成分を肌に補ったりするといったことは、

洗顔ではなく、

次のステップが担うべき役割になります。


洗顔に必要なことは

「肌にダメージを与えずに、汚れを落とすこと」

だけで充分なのです。

 


正しい洗顔方法を身につけましょう


1、ポイントメイクを落とす

メイクをしている場合は、
メイク落としのものをコットンなどに取り、口紅やアイシャドウを直接つけます。
やさしくなじませるようにしてメイクを浮かし、
ぬるま湯で洗い流します。

洗顔・すすぎ


2、手を清潔にする

不潔な手のまま洗顔を行うとジェルが泡だちにくく、また、お肌にもよくありません。
必ず手を清潔にしてから、手と顔をぬるま湯でしっかりとすすぎます。

 
3、“ 泡 ” をつくる

洗顔


 
充分な泡は、お肌と指との間の摩擦を防ぎ、お肌への刺激をやわらげます。
手に取った洗顔剤に少量のぬるま湯を加え、両手で泡立てます。
少し泡立てたら、一方の手をお椀型にして、中央に泡をかき寄せます。
この作業を数回繰り返して、きめ細かな泡をつくります。

4、Tゾーンから洗い始める

 洗顔・おでこにのせる


洗顔剤をいきなり頬の上にのせないでください。
頬は一般的に乾燥しやすい部分であり、
また、洗顔の際にさすりやすい傾向があります。
 
まずは、汚れの多い額と鼻のTゾーン
    ↓
頬や顎などのUゾーン
    ↓
目元や口元など一番弱い部分

に洗顔剤の泡またはクリームをのせ、やさしくなじませるようにして汚れを落とします。
その後、顔全体を洗うことで、脂っぽい部分とカサつきやすい部分を均等に洗うことができます。


5、すすぎ

 
生え際やあごの下、耳のうしろ、首など、
洗顔剤が残りやすい部分に注意しながら、ぬるま湯で充分にすすぎます。

洗顔・首.

普通肌の方は30〜40℃ 乾燥肌の方は26〜28℃ 脂性肌の方は32〜36℃ 混合肌の方は28〜32℃
 
 
そして、余分な水気をタオルでやさしく押さえ、次のステップに進んでくださいね。

 タオルオフ          タオルオフ・首 あ〜スッキリ!

*落ちにくいリキッド状のファンデーションやコンシーラーなどをお使いの場合は、
 専用のアイテムでファンデーション落としをされた後、
 洗顔を行なってくださいね。



豆知識 日中のベタつきはテイッシュでオフ!

クレンジングをメイク直しをするときは、必ずテイッシュペーパーでテカりを抑えてから。

下のように折り、肌をやさしく抑えましょう。
 

テッシュ1     →     テッシュ     →     テイッシュ3
 

小鼻や目元など細かい部分までしっかりオフできます。
あぶらとリ紙でパタパタたたくようにすると余計に皮脂が出やすくなります。



 
夏のトラブル肌 「インナードライ」に気をつけて


様々な肌トラブルの原因となりやすい「インナードライ」。

夏は汗や皮脂でしっとりしているように感じるからこそ、注意が必要です。
まずは、肌のインナードライ度をチェックして自分にあった洗顔を見つけてみませんか?

二キビ・吹き出物ができやすいトラブル肌、実はインナードライではありませんか?

夏は

・毛穴が開いて目立つ
・毛穴に角栓ができて肌がざらつく
・皮脂が増えて、顔がテカる


などいつもと違う肌状態に。

肌のテカりや毛穴の黒ずみが気になるからとゴシゴシ洗いをしても、
オイリー肌も毛穴の黒ずみも改善しないのはなぜでしょう?

じつは、毛穴の黒ずみは角栓が酸化して黒く見える酸化皮脂で、汚れではありません。

自分がオイリー肌だと思っている人ほど油分を敬遠しがちですが、

このゴシゴシ洗顔でインナードライを招いているのです。

 


 
テカっているのに内側はうるおい不足…。それはインナードライ


夏は、気温や湿度の上昇にともなって、皮脂や汗の分泌量が増え、肌がベタつきやすくなってしまいます。

特に、夏に分泌される皮脂の粘度は冬の5倍!

皮脂の粘度の図.jpg

しかも冷房などからくる乾燥や紫外線、
毎日のストレスなど によって
ダメージを受けた肌の内部は徐々に水分をうしなってゆきます。

外側はべたつきやすく内側はカサカサ、

それがインナードライなのです。
 

つまり

テカりが気になるからと言って強力な洗顔料でゴシゴシ洗っても、
大切な潤いを奪って、乾燥感を招くばかりで、
ますますインナードライが加速してしまいます。


肌トラブルでお越しくださる方の中には、
自分の肌質を勘違いしていたり、
不適切なケアで症状を悪化させていることがよくあります。


顔と首の皮膚を比べて見てください。

肌質や肌色が全く別人のよう…ってことはないですか?


お肌は、あなた自身の肌への接し方、のあらわれです。

毎日の何気ないお肌への習慣で、未来の肌が決まります。



だからこそ、お肌が求めている正しい知識やケアが必要です (^.^)b

 

胡蝶蘭洗面所
                                                                                                                                                                                                

なぜ、お悩みになっているのか?                   
あなたとわたしで一緒に解決していきましょうね。

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